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【会員の皆様へ】会長より 新年のご挨拶

 新年 明けまして おめでとうございます。
 皆様にとり 幸多き年であります様 お祈り申し上げます。
 昨年2月、中国の武漢で始まった新型コロナウイルス感染症は、わずか数か月で世界各国に広がり、現在も拡大中です。新型コロナウイルスで亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、現在、治療中の皆様に お見舞い申し上げます。
 我々、栄養士会もコロナ禍での事業執行となり、理事を始め会員の皆様にとりましても、仕事や研修会等、今までにないご苦労をされている事と思います。
 コロナ禍での事業の執行は本年も続くと思われます。静岡県栄養士会は、リモート研修やWeb会議を取込み対応しております、随時ホームページにてお知らせしておりますので、会員の皆様には、静栄ホームページにて情報を取得して頂きたくお願い申し上げます。
 皆様にはコロナ感染予防環境を取込みつつ、栄養士・管理栄養士業務の本髄を逃さぬよう頑張って頂きたく思います。

 さて、2021年は介護報酬改定が行われる年です。厚生労働省は、昨年の審議報告の中で次の5本柱を発表しております。

1.感染症や災害への対応力強化 

2.地域包括ケアシステムの推進 

3.自立支援・重度化防止の取り組みの推進 

4.介護人材の確保・介護現場の革新 

5.制度の安定性・持続可能性の確保

 この審議報告には、団塊の世代全てが75歳以上となる2025年に向けて、そして2040年も見据えながら対応を図るとあります、我々「食と健康長寿の専門職」にとり大きな節目の年であります。特に、3の 自立支援・重度化防止の論点では、栄養士・管理栄養士に深く関係する内容となっております。

栄養ケア・ステーションが活躍する節目の年です。会員の皆様のご協力をお願い申し上げます。

《 内容の一部を抜粋 》

施設系・通所系・居住系・多機能系サービスでは、事業所の全ての利用者のADL、栄養、口腔といったデータをCHASEに提出してフィードバックを受け、事業所単位で取り組み推進することを新たに評価する。

施設系サービスについては、廃用症候群や寝たきりの防止などの観点から全ての利用者に対して、医学的評価に基づく日々の過ごし方へのアセスメントの実施や、生活全般の計画に基づくケアの実施も新たに評価することとした。栄養マネジメント加算は廃止し、現行の栄養士に加えて管理栄養士の配置を位置づけるとともに、基本サービスとして状態に応じた栄養管理の計画的な実施を求める。この際には3年間の経過措置を設けるとした。

とあります。

 本年の介護報酬改定、次年の診療報酬改定、そして同時改定と続く中、我々に深く関係した法案が通り、超高齢社会での栄養士・管理栄養士への期待が大きく拡がります。

 時代に即した確かなエビデンスを出し、国民に必要とされる職種として認められるよう頑張りましょう。

           令和3年1月吉日

公益社団法人 静岡県栄養士会
会 長  坪 井  厚

 

 

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